遡ること半世紀以上前、当社のフラッグシップモデルである「プラッター」は高度成長期の物流ニーズに応えるべく誕生しました。以降、常に新しい物流の形を提案し、いつの時代も社会に貢献し続けてきたプラッターの開発の歴史をご紹介します。
1958
当時の経済成長を支えていた鉄道輸送において、駅構内の貨車への積み下ろしをスムーズに行うため、日本初のリーチ型バッテリーフォークリフトとして日本輸送機(株)※ が開発しました。プラットフォーム作業を主とすることから「プラッター」と命名された当製品はフォークリフトの活躍の場を倉庫内へ広げ、物流に近代化をもたらしました。
1964-
1964
国産初の電子制御として独自開発。後に、標準装備となる。
導入が難しかった化学工場など、危険物取り扱い場所での運搬業務を可能にした。
結露や凍結を防ぐ構造により、食品倉庫などの冷凍冷蔵環境でも安全稼働を実現。
1974
超低温(-50℃)冷蔵庫内でも快適に、そして安全に作業できるカプセルフォークを開発。
1975
輸出向けの車として開発。長時間連続運転時の疲労が軽減された。
1983
制動時の停止距離が短くショックも少ないディスクブレーキ、過充電を防ぐIC搭載ダブルタイマーを採用。
1986
油圧式に比べ、電力消費を従来の約1/4に減らすEPS(電動パワーステアリング)を採用。
1989
高度な制御システムにより、ストレスの無い快適で安全な操作を実現。
2002
走行、荷役ともAC制御となったことで、滑らかな動きを実現。基本的な性能はもちろんのこと、操作性や安定性が向上。
2018
2019
現在の最新モデルは、基本性能はもちろん、安全性・操作性・省エネ性を追求。幾度のモデルチェンジを重ねた今も、お客様からのニーズに応え続けています。機能的なデザインと高い操作性の両立が認められ、2014年度にはグッドデザイン賞を受賞するなど外部からも高い評価を得ています。