ソリューション詳細

進行方向に人を検知すると光と音で警告&回生ブレーキが作動
OmniEye®(オムニアイ)+回生ブレーキ制御フォークリフト事故をソフトとハードの両面から対策し、安心できる作業現場の実現へ
三菱ロジスネクスト のOmniEye®(オムニアイ)+回生ブレーキ制御は、半天球カメラとAIを用いて進行方向に周辺作業者の接近を検知、光と音で警告し、回生ブレーキにより減速、および発進を抑制する、バッテリーフォークリフト向けソリューションです。
フォークリフトに起因する労働災害は年間約2000件近く発生しており、その中でも巻き込まれ事故、衝突事故は大きな割合を占めています。こういった事故を減らすため、周辺作業者にフォークリフトの接近を報せる安全対策は従前より重視されていますが、いずれもソフト対策となっており、より強固な安全対策が求められていました。
こうした課題解決に向け、三菱ロジスネクストはインテリジェントカメラシステムを開発、製造、販売する(株)レグラスと協働し、先進のAI技術を活用して周辺作業者を高精度で認識し、その距離に応じてフォークリフトを減速・発進抑制する機能を開発・実現。ソフト対策とハード対策の併用により、より安全で安心できる作業現場の実現に貢献します。
ソリューションの特長
半天球カメラが周囲360°の人を監視・検出し、進行方向の作業者を捉える
フォークリフトの前後(マスト・ヘッドガード)に取り付けた魚眼レンズ式半天球カメラが周囲360°の人を監視。しゃがんでいる状態などさまざまな姿勢の人をAIが映像解析し検知します。その際、過検知による作業効率低下を防ぐため、検知方向をフォークリフトの前後進レバーと連動させて進行方向のみの周辺作業者を検知することができます。また、検知状況はモニターに表示することができ、その映像は外部USBメモリを用意すれば録画を残すことも可能です。

2段階の検知範囲を設定し、音と光で報せるだけでなく、車両の速度をコントロール
OmniEye®+回生ブレーキ制御の検知範囲はフォークリフトの周囲に「警告エリア」と「危険エリア」の2段階が設定可能です。「警告エリア」では人の存在を音と積色灯の発光で報せ、バッテリーフォークリフトの回生ブレーキを自動制御することでフォークリフトを減速させ、「危険エリア」内に人を検知するとより強い制動が作動します。これにより、周囲の状況をただ報せるだけでなく、フォークリフトの速度をコントロールすることで衝突回避の支援、あるいは衝突被害の軽減に寄与します。また、2段階の検知範囲はフォークリフトから半径約5m以内で任意の距離に設定できるため、各作業現場ごとの使用状況に応じた細かな調整が可能です。

人を検知した状態での発進を抑制、不意の事故防止に寄与
OmniEye®+回生ブレーキ制御では、停⾞後に再発進する際に「危険エリア」内に人を検知した場合、再発進を抑制する機能を搭載しています。人が周囲にいない状態でアクセルペダルの踏みなおしにより制御を解除し再発進が可能です。