業種別物流システム
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中部・関西圏で最大規模の
ドライ・レトルト食品生産工場への導入
レーザー誘導方式無人フォークリフト「プラッターオート」+「オートスルーラック」
中部・関西圏で最大規模の
ドライ・レトルト食品生産工場
レーザー誘導方式無人フォークリフト + オートスルーラックは
省人化・省力化を実現する最適の組み合わせ!
お客様について
株式会社永谷園フーズ オクトス工場さま
所在地:三重県松阪市広陽町38
2000年9月、株式会社永谷園の商品を製造加工する工場として操業開始。現在、お茶漬け、ふりかけ、みそ汁などのドライ商品を1日300万食、レトルト商品を19万食製造しており、その生産量は中部・関西圏で最大規模を誇る。2019年よりパッケージまでの一貫生産が始まり、生産設備のロボット化を推進するとともに新倉庫を建設。さらなる施設の拡張や自動倉庫化を視野に入れている。企業理念は、「皆さまに安全安心で信頼いただける“味ひとすじ”な商品を高いプロ意識をもってお届けすること」。
お客様からの声
今回、レーザー誘導方式無人フォークリフト「プラッターオート」+オートスルーラックの導入を決められた大山部長代理、下里課長、中川係長にお話を伺いました。
自動倉庫化も視野に、
床面工事不要のレーザー誘導方式を導入しました
当工場は永谷園のドライ商品・レトルト商品の生産量において、関西・中部エリアでは最大規模です。2019年より、外注工場に発注していたパッケージングまでの一貫生産を行うこととなり、生産ラインを再度組み換えることになりました。これに伴い、商品完成後の一時保管場所への工程間搬送を自動化し、省人化・省力化を図りたいと、専門のチームを組んで新生産ラインの最適化を検討していました。
一方で、省人化・省力化に加え、保管に関する課題もありました。それは商品や包装用資材の受け渡し場所が狭く、4パレット分しかストックができないこと。当工場では商品が12分ごとに1パレット完成しますので、フォークリフトの作業員は搬入出口を一定間隔で確認に行き、満杯になる前に有人フォークリフトで商品を倉庫に搬送するため、1日に何十往復もしなければなりませんでした。
これらの課題に対して、三菱ロジスネクストさんから床面工事が不要のレーザー誘導方式無人フォークリフトと60パレット収容可能なオートスルーラックの組み合わせをご提案いただきました。将来、倉庫を拡張することを考慮した結果、この組み合わせが最適だと判断し導入に至りました。
現在はAGFで商品をオートスルーラックに搬入しているため、スループットの安定化に繋がり、作業員の負担が大幅に軽減されました。オートスルーラックが満杯になれば、有人フォークリフトで搬出し、倉庫に搬送します。 AGF+オートスルーラックにより、省人化、省力化、高効率化が実現できたことにはとても感謝しています。またAGFは1日約16時間、特にトラブルなく稼働しています。8時間駆動バッテリーを採用しており、昼勤と夜勤のインターバルで交換でき、稼働中のバッテリー切れのストレスもありませんね。
今後三菱ロジスネクストさんには、屋外の路上でもレールを敷くことなく稼働し、そこから当社条件のトラックへの積み込み作業までを担うAGFが登場することを期待しています。
ソリューションのポイント
課題 商品の一貫生産に対応すべく高効率化を目指す
商品の製造加工からパッケージングまでを一貫して請け負うこととなり、生産ラインの最適化を検討。さらに、12分ごとに1パレット完成する商品の仮置き場の改善を検討課題としました。
改善策 AGFの導入とともに商品の仮置き場拡大を検討
省人化のため無人フォークリフトの導入を検討し、将来の倉庫拡張に備えて床面工事不要のレーザー誘導方式を選択。AGFとともに60パレット収容可能なオートスルーラックを運用。
効果 オートスルーラックとの併用は最適の選択でした
AGFは1日約16時間稼働。生産側と倉庫を1日に何十往復もピストン運転する必要がなくなり、作業員の負担が大幅に軽減しました。
障害物センサー&障害物バンパー
万が一のトラブルを防ぐため、障害物センサーと障害物バンパーが取り付けられており、安全性は申し分なし。障害物を感知し停止しても自動復旧するので使う側のストレスもありません。