業種別物流システム
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食品製造業への導入
レーザー誘導方式 PLATTER Auto 健康食品・医薬品のOEMメーカー
急増する物流量と人員不足を解決したレーザー誘導方式無人フォークリフト（AGF）
お客様について
アピ株式会社 揖斐川物流センターさま
所在地：岐阜県揖斐郡揖斐川町市場1547-3
明治４０年、岐阜県で養蜂器具の製造販売からスタートしたアピ（株）は、昨年創業110周年を迎えた業界屈指の老舗企業。現在は県内に本社、7工場、研究施設、養蜂場を擁し、近年、人々の健康志向を背景にハチミツ・ローヤルゼリー等蜂産品、健康食品、医薬品の製造販売・研究分野に業務を拡大、成長を遂げている。同社製品の多くは大手食品会社・製薬会社等のOEMとして流通しているが、その高まる受注に応えるため2015年9月に揖斐川工場敷地内に完成したNS（ネクストステージ）工場は最先端の設備を誇り、各社のテナント工場として稼働。同敷地内の揖斐川物流センターが物流面を一手に支えている。
お客様からの声
今回、AGF導入の現場担当者である揖斐川工場の原課長にお話を伺いました。
予想以上のスピード！新入社員も驚く画期的製品
当社では現在、7つの生産工場で50台の三菱ロジスネクストさんのフォークリフトが稼働しています。そのご縁もあって、当物流センターでは今回初めてAGFを導入しました。従来はフォークリフトを使った有人搬送でしたが、生産増加に伴う業務の増加と人員不足もあって、昨年春から無人搬送の導入を全社的に検討していました。
AGFの導入に当たっては、もう一社との競合になりましたが、やはりレーザー誘導方式というのが最大の決め手になりましたね。磁気誘導のように床面工事の必要もないし、軌道レイアウトが自由に拡張できるのが最大の魅力でした。特に当社の扱う商品は健康食品や医薬品が主ですので、床工事で出る粉塵は難敵でしたから。
三菱ロジスネクストの営業さんからレーザー誘導方式のAGFをご提案頂いた時は、新製品ということで今まで見たこともない機械だったし、「そんなに上手く行くのかなあ？」と当初は半信半疑でした。しかし、実際に三菱ロジスネクストさんの工場で現物を見せていただくと、想像していた以上に搬送スピードが速くてビックリ。「これなら行けるんじゃないか？」と手応えを感じました。
当社の技術担当者も加わって当社仕様にカスタマイズしていただき、今年2月から実際に稼働していますが、AGF本体は全く問題なくフル稼働してくれています。余談ですが、4月の新入研修で当社の新入社員たちが一番興味を持ったのが、このレーザー誘導方式AGFでしたね（笑）。画期的な新製品だと私も思っています。
あとは日々蓄積されるデータを解析して、システムのプログラミングを更新することで、さらなる作業の効率化が図れるものと大いに期待しています。
原 敬人さま
ソリューションのポイント
衝撃を緩和するストッパー
標準のAGFの動きだとパレットに直接衝撃が伝わって、パッケージに傷をつける恐れがあったので、当社の技術スタッフの提案を採用してもらって、新たに衝撃防止のストッパーをカスタムで取り付けていただきました。
ボタン一つで快適搬送
無人搬送システムを導入して人員不足が解消され、作業の効率化が図れています。今まで搬送に携わっていたリフトオペレーターが空いた時間に他の業務をこなすこともできます。何よりもAGF本体にトラブルがなく、プログラミングの微調整を経て、ボタン一つで安全に確実に製品を搬送してくれているのが最大の魅力です。また、初心者でも簡単に動作の設定ができるというのも有難いですね。今後計画されている当工場の２４時間操業に向けて大いに貢献してくれると思っています。
